Masako Blog
お店を閉める時
今年に入ってから、しょっちゅう通っていたわけではないですが、大好きなお店(東京のテキーラバーと大阪のお寿司屋さん)が二軒閉店すると聞きました。
ふと、2020年1月に自分がお店を閉めた時のことを思い出しました。
常連さんや、たまに行く方も滅多に行かない方も、本当に寂しいだろうし、残念だと思いますし、自分もお店を閉めると決めた時、有難いことにたくさんのそういったお声をいただきました。
私の場合は、いつからかもうしんどいから辞めたいなぁと思うようになり、でもそんな考えは駄目だなと思い、それでも2年間まだ同じ気持ちなら本気で閉めることも考えようと思いましたが、まだ辞めたいと思う気持ちがそのままでした。
その時は全く気付かなかったですが、今思うと、あの頃、心と、身体が完全に疲れ切っていて、他に良い選択をするという余裕がなかったんだろうと思います。
だから、最近色々な理由でお店を閉められる方もいますが、自分自身も一度お店を閉めた経験があるので、皆さん何度も何度も考えてのことだろうと思えます。
お店を閉めて再スタートもとても良いと思います。
もちろん続けることも大事ですが、一度手放してみると、心や身体にも余裕が出てきて、見えていなかったことが見えてきたりします。
大好きなお店がなくなってしまうのは寂しいですが、会えなくなるわけではないので、次にされることを楽しみにしたいと思います。